やっと私の手元の環境も固まって、ばっちり安定状態になりました。
今回は完結編として、手元の環境のまとめを書きたいと思います。
詳細な手順とか説明は端折って、淡々と箇条書き。
よろしければお付き合い下さい。
<SPL>
・Engineering SPL 1.33.2005
SPLの置き換えは必須ではないのですが、Engineering SPLを導入することでfastbootが使えるようになり、ROM領域もRecovery領域も破損してしまったときの復旧の最後の砦になるので私は適用しています。
<Recovery>
・RA-sapphire-v1.7.0
リカバリ領域にはRA-sapphireの最新版を適用。FlashRecoveryでもROM焼き自体は問題なくできますが、NAND backupからの戻しが選択的に出来たり、USB mass storageとして母艦から接続できるようになったりとメリットが多いので。適用して害もないですし。
<ROM>
・Cyanogenmod 5.0.7
SuperBadなどのCyanogenmod派生ROMもいくつかあるんですが、私はオリジナルのROMを使っています。根幹の部分は大きく変わらないので、色々試してお好きなROMを選んでいただければいいと思います。test版の時にはOverClockカーネルを適用していたのですが、リリース版ではOCカーネルを適用した方が動きが鈍くなることが多かったので、通常のカーネルのまま使用しています。(ただしクロックは576MHzまで上げています)
・JIT for CM5.0.7 – Dream/Sapphire
JITの適用は結構悩んだ(実は今でも悩んでいる)のですが、今は適用した状態で運用してます。ベンチマークの数値は大きく上がるものの、体感的な速度はそれほど変わらない気がするのでこの辺はお好みで。個人的なオススメは、CCのみであればJITなし、swapを使える場合はJITあり。
<設定>
・Swap 256MB / Compcache OFF
導入当初はswap OFF / Compcache 32MBで運用していたのですが、Class10のmicroSDを利用するとswapが快適だという人柱レポートと、Cyanogenmodのwikiに「Class6のmicroSDHCにswap置くのが一番オススメ」という記述があったので、奮発してClass10のmicroSDHCを購入し、そこにswapパーティションを256MB確保して利用しています。swapを使うと顕著に遅かったカメラの起動もストレスなくできるので非常にいい感じです。ただCC32MBのみの運用でも十分快適なので、無理して速いSDを買う必要はないと思います。
ちなみにswapの利用状況を見る限り、64MBもあれば容量的には十分そうな感じ。どんなに多めに見積もっても128MBですね。リリース版(もしくはtest7)でlow memory killerが強化されたようなことを見た気がするので、あまり大きなメモリを用意してあげても意味がないのかもです。
・ランチャーの常駐
私はホーム画面にウィジェットをたくさん置きたい人なので、ホームがメモリから落ちてしまうと結構辛いんです。そのため常駐をONにしてます。CC32MBの頃は置くべきか悩んだのですが、swap256MBに変更してからは完全に常駐。
<アプリ(常駐系)>
・ADW Launcher
標準ホームとかHome++とか色々試してみたのですが、今はADW Launcherが一番気に入っています。CMのリリース版が出た直後くらいまでは野良アプリとしてZIPで提供されてたのですが、今はマーケットにあるので導入も楽々です。
・Simeji / Kaomoji List / \叫ぶ/
日本語入力はSimeji。OpenWnn系の中では一番私の肌に合ってます。
マッシュルームとしてKaomoji Listと\叫ぶ/も導入。
某所で叫びまくってます。(笑)
・exsbar
私は通話用としてHT-03Aを使っていないので、発話ボタンは余っていました。ここに通知領域を開く機能が割り当てできるのですごく重宝してます。最新バージョンでHelloStatusBarの機能が統合されてこのアプリ1つでOKになりました。
・AltTabApps
タスクスイッチャーとして超便利。
これなしでマルチタスクは考えられないです。
<アプリ(通知系)>
・降水確率ステータスバー
・CPUMonitorMini
・データ通信状態表示 aDataConMon
通知領域にはこの3つを。
aDataConMonはb-mobileSIMを使ってるが故のアプリですね。
<アプリ(カレンダー)>
・Calendar Pad
・ジョルテ
・S2 カレンダーウィジェット
カレンダーは1つにまとめられずに難儀しています。カレンダーアプリそのものはCalendar Padが一番なのですが、月表示のウィジェットはS2 カレンダーウィジェット、週表示のウィジェットはジョルテが見やすいので、3つのアプリが混在する状態に…。
<アプリ(ネット関連)>
・twicca / プラグイン(twitpic/flickr)
・xScope Browser Lite
・Dropbox
・Libraroid
・Gaapagos Browser
・東京アメッシュ
・日本のお天気レーダー
twiccaは神アプリです。写真はtwitpicとFlickrに上げているのでそのためのプラグインも一緒に導入。xScopeBrowserは見た目も性能の高さもChrome。ダブルタップでズームが使えたら死角なしなんですが。
<アプリ(カメラ)>
・CameraMagic
・FxCamera
カメラアプリはまだまだ捜索中。タッチフォーカス(iPhone3GSで採用されているあれ)が使えるアプリがあるといいんですが。ちょっと有料アプリまで捜索範囲を広げてみようかと画策中です。
<アプリ(ツール類)>
・ConnectBot
・AndExplorer
・Speed Dial Folder
・Quick Settings
・Wifi Analyzer
人柱erとしてConnectBotは必須ですね。
<アプリ(その他)>
・Note Everything
・My Tracks
メモ系ももう少し肌にあった物を探したいところなのですがなかなか。
<ウィジェット>
・Gauge Battery Widget
・Retro Clock Widget
・WiFi Manager
・Wifi Toggle Widget
Gauge Battery Widget超オススメ!
こんな感じで。
これでしばらくROM焼きもお休みかな…と思ったら、すでにCyanogenmod 5.0.8 test1がリリースされていました。どうやら人柱erとしての安息の日々が訪れることはないようです。でもCyanogenさんを始めとする開発者の方々の素晴らしい活躍のおかげで、1年以上前の機種が今でも現役でばっちり使えているので、本当にありがたいことです。
というわけで、Cyanogenmod 5.0.7編はこれにて終了。
次回の5.0.8編、そしてNexusOneで頑張る編をお楽しみに!
最後になりましたが、Cyanogenさんを始めとする開発者の方々、chromepencilさんを始めとするコムギネットの皆様、そしてtwitterで活躍中の人柱erな皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
いつのまにかCM5.0.8がtest3まで公開されていたので早速入れてみました!
CM5.0.7正式版を入れた状態でwipeなしでROM焼きできました〜(ノ´∀`*)
http://n0rp.chemlab.org/android/testing/
とりあえずまだ様子見状態ですが、結構サクサクです。Androidのバージョンは2.1のようです。
ではでは♪
fontのシンボリックについてなのですが、
toriatamaさんの
#!/system/bin/sh
mount -o remount,rw /system
ln -s /sd-ext/fonts/DroidSansJapanese.ttf DroidSansJapanese.ttf
で
ln:DroidSansJapanese.ttf: File exists
となり
lsで確認したところ、
Clockopia.ttf DroidSansMono.ttf
DroidSans-Bold.ttf DroidSerif-Bold.ttf
DroidSans.ttf DroidSerif-
BoldItalic.ttf
DroidSansFallback.ttf DroidSerif-Itlic.ttf
DroidSansJapanese.ttf DroidSerif-Regular.ttf
となります。
が、日本語入力で、(imoniで)確認しても
fontが変わってないってどうしてなのでしょう?
教えて君でもうしわけありません。
よろしくお願いします。
cd /system/fonts ←書き忘れてました。^^;
CM5.0.7がすごく安定している事もあって、5.0.8は全然試していなかったりします。別の端末がやってきてうひょうひょしているのも大きな原因ではあるのですが。
testが外れるまで5.0.8は様子見になりそうです。
人柱としては失格ですね。(笑)
UCHYさん
あれ、結局この件解決って事でOKですか?
上記まではたどり着いたのですが、
実際にFONTが変わってないのです。
何かが違うんですよね?(泣)
あと上記実行後に再起動が必要ですが実施されてますか?
それでもうまく行かないようであれば、以下のコマンドの結果を教えて下さい。
ls -l /system/fonts/DroidSansJapanese.ttf
ls -l /sd-ext/fonts/DroidSansJapanese.ttf
lrwxrwxrwx 1 root root 34 Jun 9 16:15 /system/fonts/DroidSansJapanese.ttf-> /sd-ext/Font/DroidSansJapanese.ttf
ls -l /sd-ext/fonts/DroidSansJapanese.ttf
ls: /sd-ext/fonts/DroidSansJapanese.ttf: No such file or directory
やはりsd-ext/fontsにDroidSansJapanese.ttfが
うまくpushされてない?
そう言えば、うまくpush出来なくて、
ESファイルエクスプローラーで入れたんですが、
再起動するとファイルがなくなるという現象になってます。
pushコマンドが理解できてませんです。
adb push hoge.ttf /sdcard/DroidSansJapanese.ttf
としてから
adb shell mv /sdcard/DroidSansJapanese.ttf /sd-ext/fonts
として再起動すれば反映されると思います。
あとちょっと気になったのですが、/sd-ext/fontsと/sd-ext/Fontsのどちらが正解でしょうか?大文字小文字を区別するので、ひょっとしたら原因はこっちかもしれません。
Fontsとfontsはボクのタイプミスです。
DroidSansJapanese.ttfをc:\に置き、
adb push ~c:\DroidSansJapanese.ttf" /sdcard/DroidSansJapanese.ttf
すると
adb: not found となってしまいます。
根本的におかしいのでしょうか・・・。
C:\android-sdk\tools>adb push DroidSansJapanese.ttf /sdcard/DroidSansJapanese.ttf
でpush成功!!
次に同じくコマンドプロンプトから
C:\android-sdk\tools>adb shell mv /sdcard/DroidSansJapanese.ttf /sd-ext/fonts
でmv: can't create '/sd-ext/fonts': Read-only file system
となってしまいます。
もうちょいなトコでまたしても??です(泣)
mv /sdcard/DroidSansJapanese.ttf /sd-ext/fonts
でもmv: can't create '/sd-ext/fonts': Read-only file system
で同じ結果に・・・。
ls -l /sd-ext
あとマウント状態の確認も。
mount
もう一度しっかり記事を読み直して再構築してみたいと思います。
また結果報告させていただきます。
それより気になるtomoさんの新しいおもちゃ。
なんだろ・・・^^
新しいおもちゃは…そのうち出てくると思いますよ。(笑)
ROM ManagerとかClockworkModというのを通じてRoot権限が使えたりするのですが、adbのRootシェルを用いて/systemを無事に再マウントしたあとでも、なぜかフォントファイルのコピーにしろ仮想リンク作成にしろ、Out of memoryと表示されてしまい、不可能でした。
そこで、update.zipを使ってリカバリモードのシェルでmeiryo.ttfをDroidSansJapanese.ttfとして/system/fontsに追加するという手続きをとることにしました。
そうしたらちゃんとうまくいきまして、無事に日本語らしいフォントでネットサーフィンできるようになり、大変嬉しいです。
このupdate.zipファイルはROMファイルと同じような構造を持つもので、以下のURLを参考にしました。
http://www.robmcghee.com/android/creating-an-android-update-zip-package/
また、Meiryo以外にも「正式」にAndroid用の日本語フォントもあるのです。下のページからダウンロード出来るもの、入れて試してみましたが、まずまずでした。
http://www.assembla.com/code/cristianadam/subversion/nodes/fonts/Droid/DroidSansJapanese.ttf